中世編にょた妄想
「どっちが女の子なら割と丸く収まるんじゃないか」という妄想がふってわいたので
大雑把なあらすじとか方向性をまとめてみました。
この辺をもとに色々書いていこうと思っています。
ストオル→オルストで語ってるのでどっちかが地雷な方は読み飛ばして下さい。




オルスの場合はアレですよね、オープニングの武闘大会の云々が
DQ4のアリーナみたいに望まない結婚をぶち壊す的な話に変わって、
アリシア様と大親友になるんだけども目の前で誘拐されちゃって、
一人で飛び出した無鉄砲な幼馴染みを放っておけずに冷房がついてくるんですよね。
そういうコメディタッチなドタバタ系ラブストーリーですよね。

道中では君って男の人なのに私より髪綺麗だよねーとか
無自覚でべたべたくっ付いてきたりしちゃうオルスに思春期冷房がツンケンしたり
ストレイボウは魔法使いなんだから私が守らなきゃ! って張り切るんだけども
たまに女の自分と違ってがっしりした体とか身長差とかを意識しちゃってどぎまぎしたり
戦闘中に冷房庇って怪我したオルスにお前は女なんだからもう少し自覚持てとか
怪我が残ったらどうするんだってお説教する冷房を後ろから
ウラヌス様とハッシュ様が若いなぁなんて微笑ましく見守ってたりすればいい。
腹いせに強襲しかけてきたアームストロングさんがオルスに一撃加えた瞬間に
俺の女に何しやがるってマジギレしてレッドケイジぶちかましたりすればいい。
オルスは俺の女の部分だけ聞こえない都合のいい耳をしていらっしゃるのだと思います。
関係ないけど「俺の女」ってストオル子限定ワードな気がして萌えたぎる。
どうでもいいけどファミリオ村の子供と冷房の大人げないガチバトルが見れる気がしてきた。
「オルステッド様大きくなったら僕のお嫁さんになってね絶対だからね!!」とか
ほほえましい子供の夢を容赦なく踏みつぶす冷房マジ大人げねえ。

確かに強いんだけど何だかんだで女の子なオルステッドがほっとけなくって、
ツンデレ通り越してツンギレになる冷房とかが居たりすればいいよ。
やっぱ女の子だから過保護にあれこれしてあげるけど
実際に女の子の顔されたりすると急に怖くなっちゃえばいいと思う。
一方ではやっぱりストレイボウは宮廷魔術師になったりするのかなぁ、
私は女だから騎士にはなれないしそうなるとストレイボウとは離れちゃうなぁ、
ストレイボウが偉くなったらアリシアと結婚しちゃったりするのかなぁ、
ストレイボウだったらアリシアも好きになっちゃうだろうなぁとか
訳も解らないままに考え込んじゃうオルステッドとかも見れる訳ですよね。
女の子でもぽんこつはぽんこつで変わりないどころか悪化してますね。
もう頭の中が可哀想過ぎるのでウラヌス様から見たら本当に可愛いと思います。
初孫の気分だと思います。ハッシュ様も父親気分だと思います。

ともあれ最終決戦前夜に涙目になりながらこれ系の疑問全部ぶつけてぶち切れたストレイボウに

「お前みたいな手の掛かる女放ってよく知りもしない姫の相手が出来るか!
 だいたいお前俺の事甘く見てるだろ! 少しは色々と省みろこの大馬鹿野郎!!」

とか何とか怒鳴られてなし崩し的に両想いになるとかそんな感じですよね。
倒れたハッシュ様をウラヌス様に任せて、二人で手繋いでアリシア様助けに行けばいいよ。
で、ラストシーンは宮廷魔術師になったストレイボウがアリシア様の所に
相変わらず脳天気で無茶ばかりしてる妻と子供迎えに行く感じでお願いします。
ウラヌス様が相変わらずなオルステッドに説教したり、
療養中ハッシュ様がお前も大変だなってストレイボウの肩叩いたり、
アリシア様とオルステッドが女の子同士なのに本気で仲良くてたまに不安になればいい。





冷房が女の子の場合は昔は自分の後ろにくっ付いてきてたはずのオルステッドが
いつの間にかぐっと大きくなって武闘大会に参加するとか言っちゃって
あの泣き虫には無理でしょーとか思ってたのに優勝しちゃってお姫様と結婚する事になって
色々呆然としてる所にお姫様が浚われたって話を聞いて、
姫のために旅に出るオルステッドに無理矢理ついて行く感じが良いです。
旅は危険なんだよ君は女の子なんだからって説得するオルステッドに
私にだって戦えるもん魔法だって国で一番上手く使えるのよって言い張って、
根負けしたオルスが「君は私が守るから、絶対に危ない事だけはしないでね」って言って
ストレイボウの手をとって旅に出るようなそんな切ない系のラブストーリーですよね。

私が守るからって言葉にどぎまぎしつつもあくまで姫を救いに行く旅な事に傷ついたり、
山道で足くじいたストレイボウをオルステッドがおんぶして歩く事になって
知らない間に広くなっちゃった背中にちょっと切なくなりながら
今だけだから、ちゃんとお姫様に返すからってぎゅっと強くしがみついたり、
そんな苦しい思いしてるストレイボウをウラヌス様が慰めたりして、
その傍らでオルステッドを怒ったりするといいよ。
オルステッドは何で怒られたのかさっぱり解らないんだけども、
たまに悲しい顔をするストレイボウに何て声をかけていいのか解らなくて
ぎゅっと自分の手を握り締めるとか、そういう展開になればいい。

で、魔王像の隠し階段を見つけたストレイボウが一回オルステッドにそれ教えてから、
走り出すオルステッドに「行かないで!」って叫ぶシーンが見たい。物凄く見たい。
行ったらお姫様と結婚しちゃうんでしょ、ってストレイボウはぼろぼろ泣くんだけど、
行かない訳にもいかないからオルステッドは通路の奥に消えていく。
ウラヌス様が泣きじゃくるストレイボウの頭を撫でて、
ハッシュ様もぼろぼろの体でストレイボウを慰めてくれるんだけど、
オルステッドがアリシア様を抱えてこっちに走ってくるのを見て、
ああ、私の恋は終わっちゃったんだなぁって思いながら、冷房は小さく笑うんですよ。
で、帰ってから4人で王様の前に行って、お前たちよくやったーだの何だの言われる訳です。
早速結婚式の準備を、って王様が行った瞬間に、ストレイボウがびくってするんです。
知ってたけど、知ってたけどやっぱりこんなの嫌だって思って、また泣きそうになるんです。
でも、そこでオルステッドが言うんですよ。

「残念ですが、私は姫とは結婚出来ません」

って。
そこでみんな絶句するんです。王様はもちろんアリシア様、ウラヌス様やハッシュ様も。
で、一番最初にストレイボウが言うんですよ。何でって。どうしてって。
その瞬間、オルステッドがストレイボウを見つめて微笑みかけるんです。

「『行かないで』って言ったのは君の方だろう?」

「私の気持ちは、小さい頃からずっと変わってなかったんだよ」

ストレイボウの目に溜まってた涙が決壊して、ぼろぼろ零れて、
人前、それも王の前なのに堪えきれずに泣きじゃくり始めちゃうんです。

「ストレイボウ、私と結婚してくれますか?」

声なんて出なくて、ただ頷くだけです。でもオルステッドは嬉しそうに笑うんです。
ウラヌス様にどつかれたり、アリシア様が寂しげに笑ったりするんですけど、
若き英雄二人の幸せを喜ばない人なんて、ルクレチアにはいない訳です。
そしてそれから暫くして、真っ白なドレスを着たストレイボウを、
同じく真っ白な礼服を着たオルステッドが迎えにきて、
いつか旅に出たあの日の時のように、ストレイボウに手を差し出すんですよ。
ストレイボウは、今度は素直にその手をとるんです。
そして二人で手を取り合って歩き出したところでエンドロール。


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